安全・衛生管理

中小規模事業場

①中小規模事業場における労働災害

事業場規模別の労働災害の発生状況は、死傷者数でみると労働者数50人未満の事業場で全体の6割弱を占め、300人未満で全体の9割以上を占めています。製造業における規模別度数率(2022年)規 模度数率   100~299人     2.83  ...
中小規模事業場

②安全衛生推進者制度

中小規模事業場においては、労働災害防止への取り組みが必ずしも十分とはいえない傾向にあります。中小規模事業場の安全衛生水準の向上を図るため、労働安全衛生法では、常時10人以上50人未満の労働者を使用する一定の業種の事業場においては、所定の講習...
中小規模事業場

③中小規模事業場における安全衛生活動

中小規模事業場において安全性活動のポイントは、安全衛生情報の収集とその活用、及び安全衛生を担当する人材の養成です。中小規模事業場が下記のように集団としてまとまって自主的な安全性活を実施することは、スケールメリット、相互啓発、相互研鑽という点...
転倒災害

転倒災害の防止対策

転倒災害の典型的なパターンは、「滑り」「つまずき」「踏み外し」の3つです。一般的には以下のような転倒防止対策が挙げられます。作業通路における段差や凹凸、突起物、継ぎ目等の解消例:KY(危険予知)活動の活用4S(整理・整頓・清掃・清潔)の徹底...
建設業

①建設業における労働災害

労働災害全体に占める建設業の割合は、約10%です。死亡災害に占める建設業の割合は、全産業の約30%を占めています。建設業での死亡災害は、「墜落・転落災害」が40%程度を占め、次に「崩壊・倒壊」「交通事故」「飛来・落下」「崩壊・倒壊」「はさま...