労働衛生管理及び健康確保対策

健康管理

②健康診断実施後の措置

定期健康診断の結果は、半数以上が有所見(異常の所見のある者)という状況です。また、脳血管疾患および虚血性疾患等の脳・心臓疾患も高水準にあります。労働者の健康管理には、健康診断の的確な実施とその結果に基づく事後措置や保健指導が必要です。一方、...
健康管理

③産業医・産業保健機能の強化、長時間労働に対する面接指導等の強化

働き方改革関連法の成立に伴い、改正労働安全衛生法が平成31年(2019年)4月1日から施工され、長時間労働やメンタルヘルス不調などにより、健康リスクが高い状況にある労働者を見逃さないため、産業医による面接指導や健康相談等が確実に実施されるた...
健康管理

④過重労働による健康障害防止

過重労働による脳・心臓疾患の発症は、本人やその家族はもちろん、企業にとっても大きな問題です。社会的にもいわゆる「過労死」等として問題となっていることから、過労死のない社会を実現するという目的のもと、平成26年「過労死等防止対策推進法」が公布...
健康管理

⑤情報通信機器を用いた産業医の職務の一部実施に関する留意事項等

情報通信機器を用いた産業医の職務の一部実施に関する留意事項等について(令和3(2021)年3月31日 基発0331第4号)近年の急速なデジタル技術の進展に伴い、情報通信機器を用いて遠隔で産業医の職務を実施することへのニーズが高まっていること...
基本的対策

労働衛生管理の基本的対策

①労働衛生管理体制の確立労働衛生対策にあたっては、まず、作業環境、作業方法と労働者のかかわりを明らかにし、労働者に健康障害をもたらすことのない措置を講じ、快適な職場環境の形成を進めていくことが必要です。このためには、経営トップの指揮の下、衛...