爆発火災災害について

爆発⽕災災害は、発⽣すると死亡に⾄る重篤な災害となることが少なくありません。また被害が周辺住⺠にまで及ぶ広範な災害となることもあります。

また、爆発⽕災災害の多くは非定常作業において発⽣しています。

爆発⽕災による労働災害は、毎年全業種で休業4⽇以上の死傷者180⼈(内死亡20⼈)程度の発⽣があります。

最近の特徴として、化学⼯場ばかりでなく、化学物質を取り扱う様々な業種の事業場で発⽣しています。
市場に出回る化学物資の種類は増加の⼀途をたどっており、爆発⽕災の危険性は様々な分野に広がっています。

また、爆発⽕災は化学物質によるものばかりでなく、⾦属粉、穀物粉などの可燃性粉じんによる粉じん爆発や、⾼温物と⽔との接触による⽔蒸気爆発にも注意し、必要な対策を講じておかなければなりません。