労働災害防止対策の足がかりとして、
中央労働災害防止協会『安全の指標』の項目分類を参考に
管理課題・法規・ガイドライン等を中心にピックアップしました。

安全教育の必要性
安全教育の実施は、労働災害防⽌のための大切な活動です。特に危険有害業務においては重要な意義を持っています。安全教育は、それぞれの労働者の業務内容に応じて、対象者、実施時期、教育内容等を定め、繰り返し、計画的に⾏っていくことが必要です。教育を...

機械設備の安全化のために
機械設備による労働災害(以下「機械災害」)は死傷災害全体の約2割を占め、製造業においてはその比率は約3割になります。機械災害の特徴は、はさまれ・巻き込まれ等により身体部位の切断・挫滅等の重篤な災害や死亡災害につながることが多いのが特徴です。...

機械包括安全指針に基づく機械の安全化の手順(概略)
(1)機械製造者等の行うべきこと機械の製造等を行う者(メーカーだけでなく、輸⼊業者やユーザー事業場で自社で使う機会の設計・製造・改造を行う部門が含まれる)は、機械の設計・製造段階でリスクアセスメントを実施し、その結果に基づいて必要な保護方策...

機械設備の安全化の手順(保護方策)
リスクアセスメント実施後は、3ステップメソッドと呼ばれる優先順位にしたがって保護方策を実施していきます。<ステップ1>本質的安全設計⽅策(機械包括安全指針別表第2)本質的安全設計方策は、ガードまたは保護装置を使用する以前に、機械の設計または...

参考資料(機械設備の安全化)
◆機械の包括的な安全基準に関する指針平成19年7月31日付け 基発0731001号◆機能安全による機械等に係る安全確保に関する技術上の指針平成28年 厚生労働省告示第353号◆機械譲渡者等が行う機械に関する危険性等の通知の促進に関する指針平...