増加する転倒災害

「転倒」、「動作の反動・無理な動作」による災害は増加傾向にあります。

休業4日以上の死傷災害の中では、転倒災害が最も多く発生しています。
転倒災害が増えている理由の一つとして、働く人の高齢化が挙げられます。
高年齢労働者は身体の平衡機能や敏捷性、視認性が低下するため転倒しやすく、また、つまずいて転倒しただけであっても災害の重篤度が高まる傾向があります。

今後、労働力人口の高齢化が一層進行すると見込まれていますので、事業場における転倒災害防止対策は極めて重要になってきています。