<手順1>危険性又は有害性の特定

職場には多種多様な危険性⼜は有害性(「危険源」「ハザード」)が存在します。
それら危険源を、下記のような分類例等により整理して、漏れのないようにしておくとことが⼤切です。

<危険性⼜は有害性の分類例>

1 危険性

①機械等による危険性
②爆発性の物、発⽕性の物、引⽕性の物、腐⾷性の物等による危険性
③電気、熱その他のエネルギーによる危険性
④作業⽅法から⽣じる危険性
⑤作業場所に係る危険性
⑥作業⾏動等から⽣じる危険性
⑦その他の危険性

2 有害性

①原材料、ガス、蒸気、粉じん等による有害性
②放射線、⾼温、低温、超⾳波、騒⾳、振動、異常気圧等による有害性
③作業⾏動等から⽣じる有害性
④その他の有害性

ガイドワード(危険性又は有害性の特定のためのガイドワード例)

労働災害の事故の型を下記のような“ガイドワード”として、職場の機械/設備/作業等に潜む危険性や有害性を確認する⽅法もあります。

①墜落・転落
②転倒
③激突
④⾶来・落下
⑤崩壊・倒壊
⑥激突され
⑦はさまれ・巻き込まれ
⑧切れ・こすれ
⑨踏み抜き
⑩おぼれ
⑪⾼温・低温との接触
⑫有害要因との接触
⑬感電
⑭爆発
⑮破裂
⑯⽕災
⑰交通事故(道路)
⑱交通事故(その他)
⑲動作の反動・無理な動作
⑳その他