安全・衛生研究

酸素欠乏

①酸素欠乏症等の健康障害

酸素欠乏症・硫化水素中毒(以下「酸素欠乏症等」という)は、致死率が高く非常に危険ですが、作業環境測定、換気、送気マスク等の呼吸用保護具の使用などの措置を適正に実施すれば発生を防ぐことができます。 酸素欠乏症等の特徴は次のとおりです。 酸素欠...
酸素欠乏

②酸素欠乏危険場所の事前確認

タンク、マンホール、ピット、槽、井戸、たて坑などの内部が酸素欠乏危険場所に該当するか、作業中に酸素欠乏空気および硫化水素の発生・漏洩・流入等のおそれはないか、酸素または硫化水素の濃度測定等により事前に確認すること。
酸素欠乏

③立入禁止の表示

酸素欠乏危険場所に誤って立ち入ることのないように、その場所の入口などの見やすい場所に表示すること。
酸素欠乏

④作業主任者の選任

酸素欠乏危険場所で作業を行う場合は、酸素欠乏危険作業主任者を選任し、作業指揮、酸素濃度等の測定等法令に決められた職務を行わせること。
酸素欠乏

⑤特別教育の実施

酸素欠乏危険場所において作業に従事する者には、酸素欠乏症、硫化水素中毒の防止に関する特別教育を実施すること。