労働衛生関係:各分野及びテーマ

中央労働災害防止協会『労働衛生のしおり』の内容をベースとして構成しています

熱中症予防

①熱中症の予防対策について

高温多湿な環境下において、体内の水分および塩分のバランスが崩れたり、体内の調整機能が破綻するなどして、発症する障害を総称して熱中症といいます。 夏季においては、建設業などの屋外作業を中心に熱中症が発症しやすくなります。 熱中症の発生時例をみ...
熱中症予防

②WBGT値(暑さ指数)の活用

WBGT(Wet-Bulb Glove Temperature:湿球黒球温度 単位:℃)は、暑熱環境による熱ストレスの評価を行う暑さ指数で、次の①、②式で算出されます。 ①屋内の場合及び屋外で太陽照射のない場合(日陰) WBGT値=0.7×...
熱中症予防

③熱中症予防対策

ア.作業環境管理 WBGT基準値を超え、または超えるおそれのある作業場所(以下「高温多湿作業場所」)においては、発熱体と労働者の間に熱を遮ることのできる遮へい物等を設けること。 屋外の高温多湿作業場所においては、直射日光ならびに周囲の壁面お...
熱中症予防

参考資料(熱中症予防対策)

◆職場における熱中症予防基本対策要綱      令和3年(2021)7月26日 基発0726第2号 第1 WBGT値(暑さ指数)の活用第2 熱中症予防対策解説表1-1 身体作業強度等に応じた WBGT 基準値表1-2 衣類の組合せにより W...
化学物質

①化学物質の製造等の禁止、許可、管理等の規制

職場で幅広く取り扱われる化学物質のうち、労働者に健康障害を発生させるおそれのあるものについては、健康障害の程度に応じ労働安全衛生法により下記の3つの区分により規制されています。 製造、輸入、譲渡、提供、使用が禁止されているもの(ベンジジン、...