因みに、概数比較になりますが、年千人率で農作業事故を他業種と比較してみますと
例えば、
全産業の就業人口約6300万人
製造業の就業人口約1000万人
農業の就業人口約250万人 とした場合、
年間死亡者数に限定して考察しますと
それぞれの千人率は
・全産業の死亡者数1057人(2015年) ----0.017
・製造業の死亡者数180人(2015年) ----0.018
・農作業事故死亡者数を約400人として ----0.16
約10倍の非常に高い数値になります!(死亡災害発生割合が10倍です!)
死亡者数による年千人率の計算式は下記のようになります
年千人率=(1年間の死亡者数/1年間の平均労働者数)×1000
(これは1年間の労働者1,000人当たりに発生した死亡者数の割合を示すものです。)