⑥一般的な腰痛予防対策・リスクアセスメント および OSHMS

費用対効果の検討および的確な優先順位の設定の下に、リスクに応じた合理的に実効可能な対策を講じるため、それぞれの作業態様や職場ごとに、腰痛の発症に関与する要因のリスクアセスメントを実施し、その結果に基づいて適切な予防対策を実施していくことが重要である。

また、予防対策を効果的に行うためには、作業管理、作業環境管理、健康管理、労働衛生教育を的確に組み合わせて、総合的に推進するとともに、継続性を確保しつつ事業実施に係る管理と一体となって進める必要があることから、事業場に安全衛生マネジメントシステムの考え方を導入することが重要である。