OSHMSによる効果は、PDCAサイクルを回すことがポイントとなります。
- 事業場のトップは自らの安全衛生に関する基本的考え方を「安全衛生方針」として表明し、PDCAサイクルの要所要所で自らが必要な役割を果たし、システム全体を円滑に動かしていく必要があります。
- リスクアセスメントはOSHMSの要となります。
進め方などについては、「危険性又は有害性等の調査等に関する指針」に基づいて行います。 - 安全衛生計画を確実に実施するため、担当者を定めて責任と権限を明確にする必要があります。
安全衛生委員会が設置されている場合には、そのような場の活用も有効です。 - システムが問題なく回っているかどうかについては、定期的に監査する必要があります。
事業場のトップはシステム監査者の役割を関係者に明示するなど、監査者が活動しやすい環境を整えることが大切です。