労働衛生保護具

①労働衛生保護具
労働衛生保護具は、作業中の事故や危険から身体を守るために装着するもので、作業の種類によって、以下のような保護具を使用することとなっています。有害物質の吸入や酸素欠乏による健康障害または急性中毒を防止するための呼吸用保護具(防じんマスク、防毒...

②呼吸用保護具
「労働安全衛生法施行令及び労働安全衛生法関係手数料令の一部を改正する政令」(令和5年3月23日付け政令第69号)により、防毒機能を有する電動ファン付き呼吸用保護具(以下「G-PAPR」)が形式検定の対象となり、防毒マスクの使用が義務付けられ...

③化学防護手袋
SDSの項目「15.適用法令」で「皮膚等障害化学物質等(安衛則第594条の2第1項)」と記載があるものは、皮膚傷障害化学物質に該当する化学物質です。対象の化学物質等を製造し、または取り扱う業務に労働者を従事させるときは、不浸透性(耐透過性、...

④聴覚保護具
騒音職場で作業者の騒音性難聴の発生を防止するため対策のひとつとして聴覚保護具が使用されます。「騒音障害防止のためのガイドラインの改訂について」(令和5(2023)年4月20日付け基発0420第2号)によって、作業場の種類により等価騒音レベル...

<参考>フィットテスト
金属アーク溶接作業等を継続して行う屋内作業場では、溶接ヒュームの個人ばく露濃度測定結果に基づき、選択された呼吸用保護具のうち、面体を有するものを作業者に使用させるときには、1年以内ごとに1回定期的に、使用させる保護具が適切に装着されているこ...