食料品製造業は製造業の中においても災害件数が多く、製造業全体の災害件数は概ね減少傾向にありますが、食料品製造業についてはその明確な減少が認められない状況にあります。
食料品製造業における災害傾向としては、機械による「はさまれ・巻き込まれ」災害と「転倒」災害が全体の約半分を占めていますが、これ以外にも「切れ・こすれ」「墜落・転落」「動作の反動」等があります。
労働衛生面においては「熱中症」「腰痛」「メンタルヘルス」等が問題点として浮かび上がっています。
学校給食センター業務においても、同様の傾向が考えられます。
厚生労働省より、平成6年4月21日に基発第257号として「学校給食事業における安全衛生管理要綱」が出されています。
こ の「学校給食事業における安全衛生管理要綱」に従いまして、それ以降の食品機械関係の法規制も加味して、当支部の労働安全・衛生コンサルタントが事業場を診断し、お困りごとをお聞きするとともに、安全衛生面における課題等に対する提案をさせていただくことにより、貴職場の安全衛生レベルの向上と快適職場化に貢献できるものと考えます。
具体的内容につきましては、「学校給食作業診断等:企画内容」をご覧下さい。