<参考>フィットテスト

金属アーク溶接作業等を継続して行う屋内作業場では、溶接ヒュームの個人ばく露濃度測定結果に基づき、選択された呼吸用保護具のうち、面体を有するものを作業者に使用させるときには、1年以内ごとに1回定期的に、使用させる保護具が適切に装着されていることを確認するために、JIS T 8150に定めるフィットテストを実施することが令和5(2023)年4月1日から義務付けられています。

また、令和6(2024)年4月1日からは、作業環境測定の評価結果が第Ⅲ管理区分に区分された場合、評価結果が改善するまでの間は有効な呼吸用保護具を使用させなければなりません。
この場合も1年以内ごとに1回、定期に、呼吸用保護具が適切に装着されていることをフィットテストで確認することが義務付けられています。

上記以外の事業場であって、リスクアセスメントに基づくリスク低減措置として呼吸用保護具を労働者に使用させる事業場においては、技術上の指針の7-4および呼吸用保護具の選択、使用通達に定めるところにより、1年以内ごとに1回、フィットテストを行うこととされています。