労働衛生関係:各分野及びテーマ

化学物質

②有機溶剤による中毒予防の規制

有機溶剤は、さまざまな職場で、塗装、洗浄、印刷等の作業に幅広く使用されています。 有機溶剤は、常温では液体ですが、一般に揮発性が高いため、蒸気となって作業者の呼吸器から吸収されやすく、また、脂肪を溶かす性質があることから皮膚からも吸収されま...
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③特定化学物質による健康障害予防の規制

特定化学物質は労働者に職業がん、皮膚炎、神経障害などを発症させるおそれのある化学物質です。 現在70種類の化学物質が特定化学物質障害予防規則(以下「特化則」)により規制されています。 これらの化学物質による健康障害の予防対策について特化則で...
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④その他の化学物質による障害予防の規制

ア.鉛および四アルキル鉛による健康障害予防の規制 鉛および四アルキル鉛による健康障害予防対策については、それぞれ鉛中毒予防規則、四アルキル鉛中毒予防規則に基づいた対策をとることが必要です。 イ.労働者のダイオキシン類へのばく露防止の規制 廃...
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⑤化学物質等の危険性有害性の表示制度

化学物質等による労働災害には、事業者および労働者が化学物質等の危険有害性、適切な取扱い方法等を知らなかったことを原因とするものが見られます。 こ の背景には、化学物質等の危険有害性を外見から判断することが非常に困難であること、化学物質等はさ...
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⑥化学物質等による危険性または有害性等の調査とその結果に基づく措置

現在規制の対象となっている物質についても多くの中毒災害が発生しています。 これらの多くは化学物質の危険有害性が認識されていないことや、不注意な取扱いが行われることによって生じています。 改正された労働安全衛生法では、化学物質のリスクアセスメ...