作業環境管理

作業環境の評価に基づく作業環境管理

作業環境管理

①有害作業場の作業環境測定について

労働安全衛生法では、粉じんを発散する作業場等一定の有害な業務を行う作業場については、定期的に作業環境測定を行い、その結果の評価に基づいて、適切な改善措置を講じなければならないことになっています。 この作業環境測定が義務づけられている作業場の...
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②作業環境測定の測定の方法

作業環境測定は、労働者の働いている環境の状態を把握し、その結果に基づいて設備の改善等の措置を講じるために行うもので、その結果は作業場の実態を的確に表している必要があります。 従って、作業環境測定は客観的であり、かつ、十分な精度が要求されます...
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③作業環境測定結果の評価と事後措置

作業環境測定結果の評価は、作業環境評価基準に従って、作業環境の状態を第1管理区分、第2管理区分および第3管理区分の3つに区分することによって行います。 この作業環境評価基準は、作業場における作業環境管理の良否を判断するための基準を示したもの...
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④作業環境測定士制度

作業環境測定の実施は、作業環境中の有害要因が人体に与える影響、生産工程、作業方法等による労働衛生上の問題、測定対象物の性質、干渉物質の影響の排除等に関する知識と高度の測定技術を身につけた者が行う必要があるため、作業環境測定士制度が設けられて...
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⑤作業環境測定の記録のモデル様式

作業環境測定の精度の確保を図るため、粉じんならびに有機溶剤、鉛、特定化学物質および石綿に係る作業環境測定の記録については、モデル様式が示されています。